栃木県鹿沼市の磯山神社に行ってきました。例年6月中旬から7月上旬まであじさい祭りが開催され、夜には提灯に明かりが燈されます。2021年は新型コロナウィルス感染防止のため、あじさい祭りは中止となりましたが、参道や社殿周辺に咲く綺麗なあじさいを観賞することができましたのでご紹介します。
磯山神社あじさいの見どころ
磯山神社は、徳川幕府より御朱印地を賜った由緒正しい神社です。他県からも大勢の人が訪れる人気のあじさいの名所で、梅雨の時期には参道や社殿周辺で約28種2500株ほどの多彩なあじさいを観賞することができます。また、磯山神社は新垣結衣さん主演映画「恋空」のロケ地でも有名な神社でもありす。参道の両側に咲くあじさいを近くで観賞しながら社殿まで向かいます。
参道の多彩なあじさい
磯山神社の約180mの参道には多彩なあじさいが咲き誇り、参道の入口から入るとゆっくりと歩きながらあじさいの観賞が楽しめます。空気が綺麗で、古い趣のある鳥居とあじさいとの組合せがとても美しい参道です。
「茅の輪」と「恵比寿様と大黒様」
参道から階段を上ると鳥居があり手水舎があります。さらに進むと境内の拝殿前に茅の輪(ちのわ)が設置されております。茅の輪をくぐると無病息災が得られるといわれています。茅の輪をくぐるのは有料となりますが、係の方から丁寧に茅の輪についての作法などを教えていただけます。
境内には、拝殿左の恵比寿様と大黒様その右側には夫婦杉などの見どこもありますので、あじさい鑑賞以外にも楽しめる神社です。また、境内には椅子が設置されていましたので歩き疲れたら休んだりできます。ご年配の方やお子様でも安心してあじさい観賞を楽しむことができます。
御朱印
限定の御朱印は書置きの御朱印が数種類ありました。迷いましたが、あじさいと虹が描かれた御朱印をいただきました。御朱印をいただくところは無人で、好きな御朱印を選び設置された箱に御朱印代(一枚300円)を納めます。お釣りが無いよう小銭を用意することをおすすめします。
境内や境内周辺のあじさい
あじさい祭りは中止ですが、境内にはあじさい祭りのボードが設置されておりました。境内にもピンク、紫、青、水色、白など多彩なあじさいがいたるところに咲いています。また、境内には入口が数カ所あり、個人的には拝殿左の入口付近に咲いているブルーのあじさいが好きです。
磯山神社へ訪れる際の注意点
磯山神社のあじさいが咲く時期は、県内だけではなく県外からも多くの人が訪れるます。無料の駐車場が数カ所ありますが、台数に限りがありますので早めに行くことをおすすめします。神社参道のあじさいから観賞したい方は、参道入口付近の駐車場を利用すると便利です。ご年配の方や小さなお子様とご一緒の場合は、車椅子で社殿前に入ることも可能な入口付近の駐車場を利用することをおすすめします。
境内に椅子がありましたので、熱中症にならないようにこまめな水分補給や休みながらあじさい観賞を楽しむことをおすすめします。また、あじさい観賞をしている時に虫がいましたので、虫よけスプレーはあるといいです。
まとめ
磯山神社は1000年以上の歴史を誇る古社で、参道も空気が綺麗で風情がありとても落ち着きます。2021年は新型コロナウィルス感染防止のため、あじさい祭りは中止となりましたが、参道や社殿周辺に咲き誇る綺麗なあじさいを観賞することができて幸せです。来年はあじさい祭りが開催されることを願いたいと思います。