雨引観音(あまびきかんのん)で毎年開催されている「あじさい祭り」に行ってきました。2021年は6月10日~7月20日まで開催されています。池にあじさいを浮かべる「水中花」を観賞できるのは7月1日~11日までの11日間だけとなります。今回は「水中花」の開催期間に観賞してきましたのでご紹介します。
雨引観音の見どころ
茨城県桜川市にある「雨引観音」は、587年に開山したと伝えられる由緒あるお寺です。正式名は「雨引山楽法寺(あまびきさんらくほうじ)」といい、あじさい寺としても有名なお寺です。梅雨の時期には約10種3000株のいろとりどりなあじさいが境内のいたるところに咲き誇り、毎年大勢の人があじさい観賞に訪れます。今回は平日に訪れましたが、平日でも多くの人が綺麗なあじさい観賞を楽しんでおりました。
風情ある石段と山門・美しい手水舎
駐車場に車を停めて、本堂までは薬医門から145段の石段を上ります。梅雨の時期は雨で石段が滑りやすくなっていますので、足元に気を付けて上ってください。
風情ある145段の石段を、両側に咲くあじさいを観ながらゆっくりと上りました。仁王門で天井に描かれた迫力のある龍や、周りのあじさいを観賞して手水舎へ向かいます。手水舎にもたくさんのあじさいが散りばめてあり綺麗でした。多くの人が美しい手水舎に感動して写真を撮っていました。
本堂(観音堂)周辺
本堂(観音堂)で参拝をして、目的の「水中花」を観賞するために弁天池まで歩きます。境内には多宝塔はじめ東照宮や鬼子母神堂などの歴史を刻む建物が多くあり「水中花」以外にも見どころが多い素敵な境内です。
弁天池のあじさいの絶景
弁天池まで行くと、まずはハート形の可愛いあじさいと回転するあじさいが観れます。その隣にはグラスに入った可愛いあじさいがオシャレに置かれています。少し歩くと、池いっぱいに浮かんだあじさいの絶景が観えてきます。日本庭園と滝と池に浮かんだあじさいが美しくて感動しました!また、池の周りには可愛いアヒルさんが歩いたり座ったりしていてほっこりしました。
境内からの景色
今回は、雨が降っていたので遠くまで見えませんでしたが、晴れた日は高台の境内からは綺麗な景色が眺望できます。次回は晴れた日にも訪れてみたいと思います。
御朱印
今回は平日に訪れたので、御朱印をお願いすると待たずにその場で直ぐに書いていただけました。直書きで丁寧なとても素敵な御朱印です。
雨引観音へ訪れる際の注意点
あじさい祭りの雨引観音へ訪れる際には、混雑しますので朝早く行くか平日をおすすめします。道路は狭く急な山道もありますので、運転には十分気を付けてください。また、雨の日は駐車場や境内を歩いて靴や服に泥が付きますので、汚れても良い靴や服をおすすめします。
境内には休憩できるところもありますので、梅雨時期でも気温が高い日は熱中症にならないように、こまめに水分補給などして休みながらあじさい観賞を楽しむことをおすすめします。
まとめ
平日の雨の日に雨引観音のあじさい祭りに行ってきました。境内にはいたるところにあじさいが綺麗に咲いていて、手水舎やハート形やグラスのあじさいは綺麗でもあり可愛くて癒されました。あじさいの浮かぶ「水中花」の絶景には感動しました!
雨引観音は古く趣のあるお寺で見どころの多い素敵なお寺です。是非他の季節にも訪れてみたいと思います。また、雨引観音には、薬膳本格中華料理「薬膳中華茶棒 三笠」がありますので、次回は薬膳本格中華料理も楽しめたらと思います。