日光東照宮の裏の山道を30分ほど歩くと、日光二荒山神社の別宮のひとつ瀧尾神社(たきのおじんじゃ)が鎮座しています。瀧尾神社は、神社へ向かう山道も境内もとても神秘的なところです。緑が綺麗な季節に行ってきましたのでご紹介します。
瀧尾神社の見どころ
瀧尾神社は、日光二荒山神社の別宮で女峰山の女神・田心姫命(たごりひめのみこと)をお祀する神社です。瀧尾神社へ向かう山道や滝では癒され、境内も神秘的で個人的には日光の神社の中で一番落ち着く神社で、落ち込んだ時や元気のない時は瀧尾神社へパワーをいただきに訪れます。
瀧尾神社へ向かう山道
日光東照宮の裏道を約30分ほど歩いて行くと瀧尾神社へたどりつきます。瀧尾神社へは車でも行けますが、今回は自然を感じながら山道を歩いて訪れました。歩いて行く場合は、人気のない大きな石畳の山道を歩きます。神秘的で素敵なところですが、人がいなくて寂しくもありますので、昼間でも女性一人では行かない方がいいです。
瀧尾神社への入口
山道を30分ほど歩くと、瀧尾神社の入口階段下に着きます。入口からパワーを感じますね。階段の手前左には白糸の滝があります。ゆっくりと滝を眺めマイナスイオンを浴びて癒されたら、階段を上って本殿に向かいます。こちらの階段も雨の日は滑りやすいので気を付けましょう。
運試しの鳥居
石畳の参道を歩き本殿へ向かい楼門が見えてきます。楼門の手前にある石の鳥居は、運試しの鳥居といい、鳥居の丸い穴に小石を3つ投げて穴に通った数で運を試すといわれています。高さがある鳥居で穴に通すのは難しく、軽い石だと鳥居まで届かないので石選びも重要になると思います。
楼門
国重要文化財に指定された楼門が見えてきます。古い石畳と朱色の楼門と樹木の風景は趣があり落ち着きます。
境内の見どころ
本殿の後ろにある三本杉(御神木)は、瀧尾神社で最も神聖なところで、強いパワーを感じます。境内には他にも、縁結びの笹、酒の泉、子種石、無念橋などのたくさんの見どころがあります。瀧尾神社の御朱印は、日光二荒山神社でいただくことができます。
瀧尾神社へ訪れる際の注意点
瀧尾神社へ山道を歩いて訪れる際は、昼間でも人がほとんどいなくて危険です。女性1人では行かない方がいいです。また、山道を歩く際には、歩きやす靴をおすすめします、ヒールなどで歩くのは難しいです。車で訪れる際も、神社へ向かう道路は道幅が狭い坂道のため、運転には十分注意してください。
まとめ
今回は、自然豊かで人が少なく落ち着いて過ごすことができる素敵な瀧尾神社をご紹介しました。ぜひ、落ち込んだ時や癒されたいと思う時には、瀧尾神社へ訪れてパワーをいただいてくださいね。